Wassr(ワッサー)

Wassr(ワッサー)というツイッターによく似たウェブサービスを知ったのでそれについてちょっと考えてみた。

Wassrとは、ウィキってみると

「個々のユーザが「ヒトコト」を投稿し合うことでつながるコミュニケーション・サービス。
各ユーザは自分専用のページをもち、255文字以内でヒトコトを更新する。更新の際に画像を添付することも可能になっている。画面には、自分以外に登録した知人や、つながりのあるユーザなどの投稿も、ほぼ同時に表示される(みんなのヒトコト。タイムラインと呼ぶ人もいる)。更新したヒトコトに対して知人などが応答することや、気に入ったヒトコトに対してイイネボタンを押すことでコミュニケーションが生まれる。
応答として更新したヒトコトには応答元のヒトコトも添えて表示されるため、第三者がみてもコミュニケートのやりとりが分かりやすいのが特徴となっている。投稿ごとに個別のURLが割り当てられ、個別URLのページには応答として更新されたヒトコトも一覧化して表示される。」
(http://ja.wikipedia.org/wiki/Wassr)

このサービス、「Second Lifeにも対応するTwitter」ということで、2007年6月にリリースされており、「Second Life内へのテレポートリンクつきで投稿が可能。Second Life内での会話は、そのままWassr上にも反映され、バーチャルな世界と現実をつなぐことができるとしている。」ということだ。
http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,2...

どうやら、ツイッターと基本同じらしい。しかし、差異もかなりあるようだ。

1、イイネ!はTwitterのFav(お気に入り)にあたる機能が、便利
2、レスが追いやすい(Blog形式で発言に対するレス )
3、未読レスがあることが一目で分かる
4、興味のあるチャンネルに登録すると、Ch登録ユーザーの発言がタイムラインに入って来る。
5、画像やYoutube動画などが発言内で表示される。
6、携帯サイトが使いやすい
7、Second lifeと連携している
http://de-lab.com/article/nice-wassr/

1と5がよくわからないので噛み砕くと、要するにこういうことらしい。


1について
Wassrは、mixiのコミュニティによく似た「チャンネル」があり、書ける文字数も250文字(Twitterは150文字)と多めになっていて、少々込み入った話もできるようになっている。発言にレスすることもできるが、レスするまでもない発言には「イイネ」マークを付けられる。mixiでの発言のように、読み捨てされるのも寂しいけど、多数のレスにいちいち返事をするのも面倒というジレンマがない。」
http://japan.techinsight.jp/2008/09/200809180945ganryuuji...

5について
Wassrの良い点として、You Tubeの映像とAmazonの商品説明が、ダイレクトに貼れるということが挙げられる。Twitterだと単にクリッカブルURL表示にしかならない。」

このことによって、ツイッターよりもユーザビリティが高く見やすいインターフェースになっているようだ。
http://japan.techinsight.jp/2008/08/200808211000ganryuuji...


うーん、いろいろ違いがありすぎて分かりづらい。要するにおおざっぱにいってこういう違いがあるらしい。

Twitterは、現在のところメッセージ交換に特化したサービスであるのに対し、Wassrのほうは音楽や映画など特定のテーマに基づいたチャンネル内でのつぶやきや、親しくなった人とのプライベートトークなども可能になっている。この辺、Wassrのほうが、よりSNS的で新たな友達も増える機会が多い。」
http://japan.techinsight.jp/2008/08/200808071554ganryuuji...

なかなか、ネットユーザーは高く評価しているようである。しかし、wassrよりもTwitterが良いというユーザーも居る。それは以下の理由によるものである。

1、ユーザごとの発言アーカイブが10前後しか残ってない
2、wassrミニブログではなくチャットの変形。
http://nishioka-blog.com/2008/07/twitterwassr.html

引用は、現在Twitter利用者なので、Twitterになれているというのも加味して考えると、やはり今からどちらが良いか?と言われるとwassrかもしれない。

現状日本では、少なくとも、Twitterよりwassrのほうが流行っている。その理由としては、以下のような事情があった。

「きっかけはYappo氏というエンジニアのブログである。「Twitterはもう終わった、wassrやってなくて良いのは幼稚園児までだよね」というエントリーが話題となったことでブレイクした。松野氏とYappo氏は数年来の友人。あるとき松野氏が、ふと軽い気持ちでWassrをブログで紹介してくれるようにYappo氏に頼んでみたところ、本当にブログ経由でユーザー数が増えていった。このエントリーをきっかけとして、なんとWassr用のクライアントソフトを作ってくれる人まで現れた。」
http://japan.cnet.com/blog/staff/2008/07/12/entry_27012193/

ブロガーのネットでの、情報伝播力ってやっぱり無視できず、だからブログのマーケティング分析なんかが流行ってるんだぁとつくづく実感しました。