3次元仮想空間を使ったバーチャルモール「まちこ」

3次元仮想空間を使ったバーチャルモール「まちこ」というシステムを知っているだろうか。

日本がまだブロードバンド化するずっと以前(テレホーダイの時代)、1997年4月1日。

「まちこ」というメタバースが行政主導の元で誕生した。

この計画には、NTTデータが主体になって通産省(現在の経済産業省)が数億円というカネを出して、いまのセカンドライフのようなメタバースを作ろうとしていた。(まちこは純日本製だが)

面白いのは、「まちこ」のターゲットは、情報に敏感で、購買行動が活発な25〜35才の女性であった。今のセカンドライフのユーザーの層も同じ層であり、メタバースは女性に親和性が高いということなのかもしれない…。

付記:ちなみに、「まちこ」の実験的サービスは98年2月末で終了して、正式サービスに入ったらしいが、実験当初1万人の登録者を集めたユーザーは、正式サービスに入ったら4分の1(つまり2500人ぐらい)になったらしい。

参考:
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/970331/ma...
http://www.nttdata.co.jp/release/1997/033100.html
http://www.rm.is.ritsumei.ac.jp/~tamura/maindoc/community...
http://bizboard.nikkeibp.co.jp/kijiken/summary/19990415/N...