インターネットサービスは企業主導である。
ツィッターとかいまさらなんだけどね。
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/090719/its09071912280...
で、遠藤さん以下のようにコメント。
「ツイッターの持つ手軽さと束縛のなさは、ネットユーザーにとって居心地のよいつながり。速報性もあるので、メディアとの親和性が高い。今後もネットユーザーを取り込むツールとして活用されるだろう」と話している。
さらに、「津田る」でご存知、津田さんのコメント
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/01/news062_2....
「シンポジウムの発言などは、講演の著作物になるのではと考え、いろいろ調べている。報道目的で実況したり、要約をうまくやれば白に近いグレー、中継に許可をもらえば完全に白だろう」
うーん。この手の話ってツィッターに独自のものではなく、mixiの日記でも可能だったはずで、アーキテクチャの属性云々より、より企業のマーケティング戦略に我々が乗っかっていっているような気がします。
というか、そもそもウェブログにしたところで日記と同じような機能なわけだし、違うのはリンクを貼る手間やHTMLを覚える必要がゼロなだけです。
youtubeやらツィッターやらミクシーやらはすでにあるようなネットのインフラを使って、独自の使い方を大衆に提供し、それを流行らせて儲けてるとしか考えられない
こういうウェブサービスの分離化も一方で趨勢としてあるが、統合の流れも一応存在する。少し古いが以下の記事。
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/02/29/008/index.html
「FriendFeed」というソーシャルサービスをまとめるためのソーシャルサービスという一段メタったサービスが提供されているらしい。(日本verはまだなし)
このシステムなかなかおもしろそう。アマゾンやらSNSやらツィッターやらを一元管理しかつその、履歴をわかるようにしたサービスらしい・・・
が!
登場して1年あまり、受けはあまり良くないらしい
http://jp.techcrunch.com/archives/20090406friendfeed-is-i...
「FriendFeedの開発チームは絶えず新しい機能を付け加えている。全体として絶対に成功してよさそうなサービスに思える。しかしどうやら水平線に暗雲が漂っているようなのだ。FriendFeedは「すばらしいが誰も使わないアプリ」になる危険性があると私は思う。」
何故流行らないのかは疑問だが、濱野(2008)が指摘してるように、いろいろなサービスを匿名のIDでコミュニケーションする気軽さみたいなものを、IDの一元化はつまらなくしてしまうのだと思う。こういうサービスは利便性が高い半面、「いろいろな匿名的な自分になれる感」を激しく低減させる。
まー、その時代の便利で合理的な商品が一番良いとは限らないといういい証拠ですね。たとえば、日本が作ったトロンとか、マック(OS)とか。
ユーザビリティ やパインやギルモアがいうような経験経済として経験を売れるようなものじゃないと人は使ってみないわけですね。